さあ冬に向けて野菜の種を蒔こう!
今回はニンジンです。
ニンジンは「畝H」に植付けました。
キュウリとゴーヤを植えていたところ。
彼らはウリ科。
ニンジンはセリ科。
私自身、2年連続でウリ科の後にニンジンを育てていますが、特に問題なく育っています。
ニンジンの特徴は次のような感じです。
- 根菜
- 好光性種子
- 発芽率が低い
- 発芽には水分が必要
- 種子の寿命が短い
この特徴を踏まえて、種蒔きの準備をしましょう。
土作り
- 30cmくらいの深さまで耕す
- 土の塊は砕く
- 石や前作の根などは取り除く
ニンジンは根菜です。
土に石など硬いものがあると根が割れてしまいます。
土作りは丁寧に行いましょう。
種蒔き
- 古い種子は使わない
- 種蒔き前夜から種を水に浸す
- 集団で蒔くと発芽率が上がる
- 土は薄めに被せる
- 鎮圧はしっかりする
- 発芽までは水を切らさない
経験上(少ないですが(^^ゞ)、前年に購入した種が発芽したことがないです。
なので、種は新しいものを購入しましょう。
蒔く日は雨の日の翌日がベスト。
しかし週末しか作業時間が取れない自分にとってこれは運頼み。
土が乾いているようなら種蒔き前夜から種を水に浸しておき、畝には種を蒔く前にたっぷりと水をやりましょう。
蒔き筋をつけて、種と種の間を広くとらないように蒔きましょう。
また、ニンジンの種子は好光性種子なので、土を厚く被せると発芽しにくくなります。
土は薄目に被せましょう。
鎮圧はしっかりします。
鎮圧が甘いと土が乾きやすくなり、発芽率が落ちます。
なんてデリケートなんだ…
しかし、ニンジンは発芽させられれば半分成功と言われていますので、丁寧に、丁寧に。
不織布があるなら畝を覆うようにかけておくと乾燥を防げるし、雨で土がたたかれて種が流れ出してしまうのも防げるようです。
うちはただでもらった藁があるので敷いてみました。
これは迷いました。
乾燥は防げるが日光遮ってしまうやんか、と
ま、種が流れると元も子もないので、うちはこれでいってます。
間引き
間引きは2回行います。
・1回目
- 時期:本葉2,3枚のとき
- 株間:3,4cm
- 除草もやりましょう
・2回目
- 時期:本葉5,6枚のとき
- 株間:10~15cm
- 除草を兼ねて中耕、株元への土寄せもやりましょう (株元が土から出ていると光合成して緑色になります)
コンパニオンプランツ
- アブラナ科(ダイコンなど)
- エダマメ
どちらもお互いの害虫発生を抑える効果があるそう。
うちではミズナを予定しています。
逆に、ダイコンの畝にはニンジンをコンパニオンプランツとして植えてみる予定。
収穫
種まきから3ヵ月半ほど経った頃が収穫時期。
株の周りを試し掘りして直径が3,4cm程度あれば収穫しましょう。
掘った土をそのままにしておくと根が緑化しますので、必ず埋め戻しておきます。
まとめ
発芽まで水を切らさないこと!
発芽さえすれば後は簡単なので、とにかく発芽させることに全力を注ぐ。 収穫したニンジンは鍋やすきやきに入れて、ビールや焼酎とともにおいしくいただきましょう!